E・マーフィ出演作、米公開の3週間後にオンデマンド放送
2011年10月9日 11:08

[映画.com ニュース] 新作のハリウッド映画が、劇場公開から3週間後に米CATVのオンデマンドで放送されることになり、物議を醸している。
ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、ユニバーサルの新作アクションコメディ「タワー・ハイスト(原題)」が、全米公開日となる11月4日から3週間後に、米CATV大手コムキャストのオンデマンドサービスに登場する予定だという。米映画業界では、DVDやブルーレイなどの二次使用のリリース、は劇場公開から90日後という暗黙のルールが存在するが、メジャースタジオ側はその期間を短縮させようと画策。今春には米ディレクTVで劇場公開から60日しか経過していない高級オンデマンドサービス「ホーム・プレミア」を始動した。
これに対し、米興行主側は観客動員が減るとして抗議活動を展開。今回のユニバーサルの動きは、視聴料金が59ドル99セントと高額に設定されているものの、ホーム・プレミアよりもさらに短い期間で公開されるため、大きな反発を受けるものと予想される。
なお、スタジオ側が劇場主側との関係悪化のリスクを冒しながらも、2次使用のリリース時期を早めようとしているのは、DVDやブルーレイなどのホームビデオの売れ行きが落ち込んでいるため。収益機会を増やそうと、プレミアムコンテンツのオンデマンド配信に力を入れている。なお、「タワー・ハイスト」は、「ラッシュアワー」シリーズのブレット・ラトナー監督による最新作で、エディ・マーフィやベン・スティラーらが出演している。
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