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吉沢悠&筒井道隆、舞台「オーデュボンの祈り」で“共闘”宣言

2011年9月29日 19:07

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伊坂幸太郎デビュー作が初舞台化!
伊坂幸太郎デビュー作が初舞台化!

[映画.com ニュース] 人気作家・伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」がラサール石井演出のもと、初めて舞台化されることになり9月29日、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックホールで石井をはじめ、主演の吉沢悠筒井道隆らが取材に応じた。9月30日から同劇場で開幕し、10月には札幌、大阪、仙台での公演も行われる。

コンビニ強盗に失敗した男・伊藤(吉沢)は、江戸時代以来、外界との接触を絶った“萩島”に連れてこられる。そこには反対のことしか言わない画家、島の法律として殺人が許された男、人間の言葉を話し未来を予知できるかかし(筒井)ら奇妙な人々が暮らしていた。ある日、かかしが殺される事件が発生。未来が見えるかかしは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか……。

石井は「とにかく難しい原作で、我々はそれをねじ伏せたり、またねじ伏せられたり(笑)。伊坂ワールドをいかに演劇化しているかが見どころ」とアピール。公演初日を前に「だいぶバタバタしている。最近まで豆腐を握っているような手応えだったが、やっとこねた蕎麦くらいになったかな。明日には野球の軟球を握るくらいの感触になれば」と慌しい舞台裏を明かした。

ほとんどのキャストは、石井組に初参加で「みんな個性的で、一緒に作り上げている感覚」だという。出演者も「僕らの意見を取り入れてくれて、その上で変更もたくさんある。僕の頑張りをぜひ見てください!」(吉沢)、「楽しくやらせていただいているが、結構変更が多くて対応しきれないことも。ご要望に沿えるように頑張りたい」(筒井)と共闘の構えだ。

伊坂の故郷で、活動拠点でもある仙台での公演も決定。石井は「(演出する上で)ことさら震災のことを意識する必要はなかったが、やっぱり見る側、やる側両方とも意識せずにはいられない。キーワードは未来。祈りと希望を伝えることができれば」と思いを新たにした。

「オーデュボンの祈り」は世田谷パブリックホールで9月30日から10月12日まで公演。

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