吉高由里子の変態ぶりを「ロボジー」矢口監督が絶賛
2011年9月19日 15:14

[映画.com ニュース] 矢口史靖監督の最新作「ロボジー」の完成会見が9月19日、都内のホテルで行なわれ、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)をはじめ、吉高由里子、濱田岳、川合正悟、川島潤哉、矢口監督が顔をそろえた。
「ハッピーフライト」で航空業界を細部にいたるまで描いた矢口監督が、5年越しで製作にこぎ着けた新作。弱小家電メーカーの社員3人が社長からの厳命でロボット開発に着手するが、発表の場となるロボット博の1週間前に大破。苦肉の策で、ロボットの中におじいちゃんを入れて出場したところ大きな話題を呼んでしまう。
今作のヒロインで、ロボットおたくの女子大生・葉子に扮したのが吉高だ。オーディションで勝ち取ったそうだが、「緊張でダメダメでした……。何で受かっちゃったんだろう?」と思案顔。矢口監督は、「オーディション当日、多分二日酔いだったんじゃないか。『今から何するんすか?』って感じでしたから。ただ、ガラガラ声だったのにスイッチの切り替えはさすが」と暴露しながらも絶賛した。
起用理由を「本人の持つ変態度が尋常じゃない。僕の映画にぴったり」と話していた矢口監督。濱田は「ロボットが2台いるようなもの。とんちんかんで大変でしたよ」と話し、五十嵐も「最初は『ミッキーさん、どうぞ』なんて言っていたのに、ハイボールを3杯飲んだら『おい、ミッキー!』と言われた」と告白。一方の吉高は、「リップサービスのようなものです。彼らなりのパフォーマンスとしてうれしく思っております」とニッコリほほ笑んだ。
日本人名で主演を演じきった五十嵐は、「新人のつもりでやった。これまでは、ちょっと出てきておいしいところを持っていく役が多かったけれど、今回は主演だったから」と述懐した。矢口監督が「現場では『こんなに寒くてどうするんだ!』と文句を言っていた記憶しかない」と語ると、「寒いどころじゃねえ! マイナス2度だったじゃねえか!」。すると濱田が、「五十嵐さんが撮影終盤に『オレは絶対に忘れねえ。あの寒さは絶対許さねえ』と言っていた」と“恨み節”を代弁し、場内の爆笑を誘っていた。
「ロボジー」は、2012年1月14日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作】実際に観てきたら…個人的に“過去最高”!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映