ダスティン・ホフマン初監督作「カルテット」がクランクイン
2011年9月14日 20:48
[映画.com ニュース] 名優ダスティン・ホフマンが初メガホンをとる新作映画「カルテット(原題)」が、今週英ロンドンでクランクインし、9週間にわたって撮影を行う。
「カルテット」は、「戦場のピアニスト」「潜水服は蝶の夢を見る」の脚本家としても知られるロナルド・ハーウッドの同名戯曲の映画化。ハーウッド自ら脚色にあたる。引退したオペラ歌手用の老人ホームを舞台に、4人の元歌手たちが、作曲家ヴェルディの生誕を祝うコンサートで四重唱(カルテット)を披露しようとする姿を描くコメディドラマだ。
元プリマドンナのジーン役のマギー・スミスほか、ビリー・コノリー、トム・コートネイ、ポーリーン・コリンズが主人公の4人を演じる。また、マイケル・ガンボンとシェリダン・スミスの出演も決定している。
ちなみに、同戯曲は今年10月、黒柳徹子主演で「思い出のカルテット〜もう一度唄わせて〜」として渋谷・パルコ劇場での上演が予定されている。