鬼才ジョン・カーペンターのAKB48絶賛に青山真治監督「感無量」
2011年9月10日 15:39

[映画.com ニュース] 数々のホラー、SF作品でカルト的な人気を誇るジョン・カーペンター監督の、10年ぶりの新作「ザ・ウォード/監禁病棟」の公開を記念し9月9日、東京・銀座シネパトスで“監禁オールナイト”と銘打ったジャパン・プレミア上映が行われた。トークイベントには青山真治監督、俳優の山本浩司、日本で唯一のジョン・カーペンター研究家として知られる鷲巣義明氏が登壇し、カーペンター談議に花を咲かせた。
この日は、「ハロウィン」「ゴースト・オブ・マーズ」の上映に続き、「ザ・ウォード」がお披露目された。昔ながらの雰囲気が伝わる同館を「こよなく愛している」と言う青山。「この空調の効きの悪い劇場と同じで、カーペンター作品のアナログ感はお金をかけても出せない」と独特の言い回しで称賛。鷲巣氏も、「カーペンターの魅力は映像の格好よさに尽きる。お金をかけていないのを映像でフォローしていて、これぞ映画! という感じがする」と同調する。
また、カーペンター監督本人からのビデオメッセージが届いた。細かいカット割りを施した映像で、「日本のみなさん、こんにちは。シネパトスへようこそ」と日本語で挨拶。さらに「日本は美しい国です。日本といえばゴジラにラドン、キングギドラ、そしてAKB48です」と語り、場内をわかせた。青山は、「感無量です。何て良い人なんでしょう」と感激しきり。監督の子息が来日した際にAKB48のPVを持ち帰り、それをカーペンターがいたく気に入ったそうで「PVを撮る準備もできている」と、山本が明かしていた。
「ザ・ウォード/監禁病棟」は、9月17日から銀座シネパトスほか全国で順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)