板尾創路「月光ノ仮面」モントリオールでのインタビューを独占入手!
2011年9月1日 14:59
![モントリオールでのインタビューを独占入手!](https://eiga.k-img.com/images/buzz/28800/110901itao_large.jpg?1346162866)
(C)「月光ノ仮面」製作委員会
[映画.com ニュース] 8月28日(現地時間)に閉幕した第35回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門に監督第2作「月光ノ仮面」を出品、白のモーニングに赤の眼帯という“日の丸ルック”でレッドカーペットに登場した板尾創路が、現地での心境を語る独占映像を映画.comが独占入手した。
このほど入手したのは、今回、唯一の日本人監督の出席者としてレッドカーペットを練り歩いた後の感想と、同作上映後のインタビューの2本。レッドカーペットを終えた板尾は、「想像していたよりも静かなレッドカーペットでした(笑)」としみじみ。現地の観客とともに作品を鑑賞した後は、「ここはわかるんやとか、ここは面白いんやとかいう反応が、一緒に見ていて楽しかった」と満足げに話すが、日本での公開については「テレビに出ている人間からしたら、日本のお客さんは強敵ですからね……」と、若干及び腰。しかし、次の目標は「もちろんベネチアです! 行けたら最高ですね」と意欲満々の様子が見てとれる。
前作「板尾創路の脱獄王」に続き、板尾は今作も脚本(増本庄一郎との共同名義)・主演を兼ね、1人3役を担う。敗戦の色濃い昭和22年、戦死したと伝えられた落語家の森乃家うさぎが顔を包帯で包み、一切の記憶をなくして戻ってくる。戦前は人気、実力ともに認められ、将来を期待されていた森乃家だったが、いまはただ空ろな口調で得意だった落語「祖忽長屋」をつぶやくことしかできない……。共演は浅野忠信、石原さとみら。
「月光ノ仮面」は、2012年1月14日から全国で公開。
(C)「月光ノ仮面」製作委員会