イーストウッド監督「スタア誕生」、主演ビヨンセ妊娠で製作延期
2011年8月30日 18:05
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが、クリント・イーストウッド監督、ビヨンセ主演のリメイク版「スタア誕生」の製作延期を検討している。
米MovieWebによれば、当初、2012年2月のクランクインが予定されていたが、主演のビヨンセが第1子妊娠を発表。これにより、スタジオはビヨンセの出産と仕事復帰を待つ間、主演男優のキャスティングに時間を費やしたいと考えているようだ。
ビヨンセの相手役として、イーストウッド監督はレオナルド・ディカプリオに白羽の矢を立てたが、ディカプリオは出演を見送った。ウィル・スミスやクリスチャン・ベール、ほか多数の主役級俳優の名が浮上したものの、まだ決定には至っていない。
「スタア誕生」は、映画スターにあこがれてハリウッドにやってきた女性が、大スターとの出会いをきっかけに女優としての成功の道を歩んでいく、ショービズ界を舞台にした悲恋映画の名作。映画版は1937年版(ジャネット・ゲイナー主演)、54年版(ジュディ・ガーランド主演)、76年版(バーブラ・ストライサンド主演)の3作に加え、54年版を手がけたジョージ・キューカー監督のルーツ的作品「栄光のハリウッド」(32)を含め4本が製作されている。