ショーン・ペンが「ツリー・オブ・ライフ」に率直意見
2011年8月23日 16:52

[映画.com ニュース] 今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した「ツリー・オブ・ライフ」に出演したショーン・ペンが、フランスのLe Figaro紙のインタビュー記事で、同作に対する胸の内を率直に明かした。
同作は、テレンス・マリック監督が編集に3年の年月と5人の編集者を費やした。ペンはマリック監督が自ら執筆した脚本に感激して出演を決めたものの、現場では監督から明瞭な指示がなく困惑し、また、詩的な要素を強調した編集によって、「脚本にあったエモーションがスクリーンに投影されなくなった」と話す。
映画監督としても活躍するペンは、「より明快な従来のストーリー話法を採用していれば、作品の美しさやインパクトを損ねることなく、作品の魅力を伝えることができただろう」と持論を述べた。
「ツリー・オブ・ライフ」は公開中。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント