「SUSHI TYPHOONまつり」最終日に、電人ザボーガーが飛び入り
2011年8月20日 12:10

[映画.com ニュース] 日活が立ち上げた海外配給専門レーベル“THE SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)”の4作品を連続上映する「SUSHI TYPHOONまつり」が8月19日、最終日を迎えた。上映館の東京・銀座シネパトスでは「グランドフィナーレ閉会式だよ、全員集合!!」と題したセレモニーが行われ、千葉誠治監督、坂口拓監督、山口雄大監督、西村喜廣監督らが出席。メインMCを務める井口昇監督の最新作「電人ザボーガー」の主人公・電人ザボーガーが飛び入りし、ファンを沸かせた。
アクション、バイオレンス、ホラー、コメディが融合する作品群を生み出したクリエイター、製作会社、配給会社が垣根を越え、世界の映画ファンに向けた日本映画を提供するために立ち上がった同レーベル。今回は「AVN エイリアンVSニンジャ」(千葉監督)をはじめ、「極道兵器」(坂口、山口共同監督)、「デッドボール」(山口監督)、「ヘルドライバー」(西村監督)の4作品が1日4回の上映スケジュールを分け合い、週ごとに時間を入れ替えていく形で上映された。
期間中は永井豪、園子温監督ら豪華ゲストを招いたトークショーや関連イベントを15回実施。これは銀座シネパトスでの同一興行におけるイベント回数の新記録。セレモニーでは同劇場の支配人・鈴木伸英氏から、日活の千葉善紀プロデューサーに表彰状が手渡された。
また、震災復興の募金をした観客を対象に、作品の人気投票を実施。「極道兵器」が第1位に輝き、以下「デッドボール」「ヘルドライバー」「AVN エイリアンVSニンジャ」という順位に。この結果に千葉監督は「もうスシ・タイフーンを卒業します」と肩を落とした。約1カ月間で集まった募金は3万6978円。うち1万円は「極道兵器」に出演した鶴見辰吾からだという。
井口監督は「予算はないに等しい状況だが、100億円以上かけた『トランスフォーマー』に負けない情熱を感じてもらえたはず。来年、再来年、10年後と続けていければ。もう水面下ではいろいろ動いている」と決意表明。最後は「24時間テレビ」のテーマソングで知られる「サライ」を登壇者、観客が合唱する“大団円”で締めくくられた。今後「SUSHI TYPHOONまつり」は大阪、福岡、愛知、北海道、京都でも開催される。
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