「ローン・レンジャー」監督ら給与カットも製作再開は困難
2011年8月18日 15:29

[映画.com ニュース] ジョニー・デップ主演映画「ローン・レンジャー(原題)」の予算削減が急ピッチで行われていると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
同作は、アメリカの往年のラジオドラマ(後にドラマ化)の映画化で、主人公ローン・レンジャーには「ソーシャル・ネットワーク」のアーニー・ハマー、相棒トントにはデップの出演が決定しており、今秋のクランクインが決定していた。しかし先日、米ウォルト・ディズニーは2億5000万ドルという高額の予算を理由に、急遽製作を差し止めた。
この非常事態に、ゴア・バービンスキー監督とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは自らのギャラをカットし、約1000万ドルのコストを削減したというが、ディズニーの許容範囲である2億2000万ドル前後にはほど遠い状態だという。世界的スターのデップを擁しながら、同社が「ローン・レンジャー」製作に消極的なのは、エドガー・ライス・バロウズの古典SFの映画化「ジョン・カーター」(アンドリュー・スタントン監督)に3億ドル以上を費やしているうえに、今作が人気ジャンルとは言えない西部劇であるためだ。
映画がヒットしても、デップ、バービンスキー監督、ブラッカイマーが高額のロイヤリティを受け取る契約条件になっている。そのため、ディズニーが利益を得るには、今作が世界興行収入8億ドル以上の大ヒットを飾る必要があるという事情も絡んでいるという。
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