アカデミー賞4冠「英国王のスピーチ」が舞台化
2011年8月11日 11:02
[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞で作品賞含む4部門を制した「英国王のスピーチ」が、舞台化されることがわかった。
英国王ジョージ6世がきつ音障害を克服し、第2次世界大戦開戦時のスピーチに挑む姿を描いた同作は、脚本家のデビッド・サイドラーが戯曲として執筆したもの。それを自ら映画用に脚色したサイドラーは、アカデミー賞オリジナル脚本賞に輝いたが、今度はその元になった戯曲も日の目を見ることになった。
舞台版「英国王のスピーチ」は、元ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー芸術監督のエイドリアン・ノーブルが演出を手がける。2012年初頭に英ギルドフォードのイボンヌ・アルノー劇場で幕を開け、3月にロンドンのウエストエンド、そして秋に米ニューヨーク、ブロードウェイでの上演を予定している。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、現在キャスティングの最中だが、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーターほか映画版キャストが出演する見込みはないという。