山田悠介の“自殺実験”小説を映画化「スイッチを押すとき」ポスター公開
2011年7月30日 13:59
多発する自殺の原因を探るという国家プロジェクトのため、自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子どもたちが実験材料となって監禁され、自殺に至る過程を観察されていた。多くの子どもがスイッチを押して命を絶っていくなか、7年間生き続けた6人がいた。しかし、謎めいた看守・南の出現により、事態は変わっていく……。命をめぐる衝撃的な展開と、極限状態を描いた問題作として話題を呼び、これまでにドラマ化、舞台化されている。
ポスターは「2026年、日本 自殺を撲滅するために僕らの自殺が必要だった」というセンセーショナルなコピーがタイトル上に大きく配置されている。看守・南を演じる小出と、自殺装置を持たされた少女・高宮真沙美に扮する水沢を中心に、監禁されて生き残った6人の少年少女が囚人服のようなつなぎを着用し、ナンバープレートを持ったまま挑戦的な目で正面を見つめている。
「RISE UP」の中島良監督がメガホンをとり、若手では佐野和真、真司郎(AAA)、太賀、坂本奨悟、菅野莉央ら、ベテラン勢では小倉久寛、鈴木砂羽、田中哲司、西村雅彦らが脇を固める。
映画「スイッチを押すとき」は、9月17日から全国で公開。