吉行和子主演「シェアハウス」湘南・葉山でクランクアップ
2011年7月30日 13:59
[映画.com ニュース] 世代の違う4人の女性が一軒家での共同生活を通して、輝きを取り戻すヒューマンドラマ「シェアハウス 女たちのスウィートホーム」(喜多一郎監督)がこのほど、神奈川・葉山でクランクアップし、主演の吉行和子、浅田美代子らが取材に応じた。
吉行演じる60代の主人公・有希子をはじめ、売れない恋愛小説家の麗子(浅田)、孤独な独身女性の花恵(木野花)、仕事と恋人を同時に失ったまひる(佐伯めぐみ)がそれぞれの悩みと向き合うため、海の近くの一軒家で共同生活を開始。ともに手を取り合いながら、人生を再生させる。
脚本を読み、出演を快諾した吉行は「台本を読んだ幸福感そのままに、撮影に入ることができた。決して夢物語ではない。実際にこういう生き方もありうると思うし、新しい幸せの形かなって」と“シェアハウス”という選択に深く共感。「笑顔で過ごしたい」という有希子のセリフが印象に残っているといい、「改めて『私も笑いながら人生を送りたい』と思えた。大切なのは人との触れ合い。映画では世代もタイプも違った女性が登場するので、いろいろな方に見てもらえるはず」とアピールした。
一軒家での撮影では、テラスに真夏の日差しが降り注ぐ。浅田は「吉行さん以外の方とは初めての共演。でもそんな感じがしなくて、すーっと現場に入ることができた。入り込めちゃうお話だし、お互い変にお芝居する必要もなかった」。葉山はあこがれの地だといい、「海を見ながら生活できるなんて、きっと気持ちいいだろうなあ」と目を輝かせる。吉行も「ここに比べると東京の空は狭くって。いいストレス解消になっている」と開放的な空気を満喫していた。
また、シェアハウスに出入りするハワイウォーターの宅配員を演じる「D-BOYS」の牧田哲也は、「吉行さんは『ふぞろいの林檎たち』がとても印象に残っていたので、お会いするのはとても緊張しました。ただ、共演中はお芝居の話などをさせていただき、楽しかったです」。喜多監督とは「星砂の島のちいさな天使 マーメイドスマイル」以来のタッグで、「撮影前に『頼むよ』ってプレッシャーをかけられて(笑)。期待してもらっていると感じました」と誇らしげだった。
共演に大杉漣、榎木孝明、坂上忍、劇団ひとり、「モーニング娘。」の高橋愛、「D-BOYS」の三上真史ら。11月から109シネマズ湘南ほか、全国で順次公開される。
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