「デビルクエスト」実在の魔法アイテム&無数のモンスターが登場
2011年7月21日 14:45
[映画.com ニュース] ニコラス・ケイジとドミニク・セナ監督が「60セカンズ」以来11年ぶりにタッグを組んだ「デビルクエスト」が、7月30日から公開される。謎に包まれた同作の内容を示唆するキーワードを、映画.comでは独占入手した。
伝染病が蔓延(まんえん)する14世紀のヨーロッパを舞台に、十字軍の騎士たちが魔女の嫌疑をかけられた少女をめぐって悪魔に立ち向かう姿を描く。ケイジのほか、ロン・パールマン、スティーブン・キャンベル・ムーア、クリストファー・リーらが出演している。
このほど明らかになったキーワードは、「伝説の剣」「最強魔法書 ソロモンの鍵」「行く手をはばむモンスター」「最後の敵デビル」の4つ。十字軍や魔女狩りなどの歴史をモチーフにした同作は、「バイオハザード」や人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のようなアクション要素や実際に存在したアイテムを盛り込んでいる。
騎士の個性を表現するため、武器である剣に最もこだわった。日本のロールプレイングゲームなどを参考にデザインし、キャラクターの特性を生かした。ケイジ演じる伝説の騎士ベイメンの剣は、「One And A Half Sword」という実在した特別な剣を採用。剣を見られてしまったために、ベイメンが最強の騎士であることが発覚するシーンでも、印象的に使用されている。
旅の目的のひとつである古い書物は、14~15世紀に実際に使用された著者不明の魔術書「ソロモンの鍵」。魔法儀式のルール、魔女の対処法、精霊の召喚呪文、悪魔ばらいの呪文など魔術にかかわるのことが記載されている。劇中ではラテン語にたけた神父デベルザックが同書を使いこなし、敵を爆発させる最強の呪文を唱える。旅の途中ではオオカミの群れに扮したゾンビウルフや、人間に寄生し体を乗っ取るスモールデーモンなど、さまざまなモンスターに襲われ、冒険の最終目的地である修道院の塔でデビルとの最終決戦を迎える。
「デビルクエスト」は、7月30日から全国で公開。