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坂本真綾「なんで私が?」初ハガレンの心境語る

2011年7月2日 21:55

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大盛り上がりだったハガレン初日舞台挨拶
大盛り上がりだったハガレン初日舞台挨拶

[映画.com ニュース] 歌手で声優の坂本真綾が7月2日、東京・新宿ピカデリーで行われた「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(村田和也監督)の初日舞台挨拶に登壇。ゲスト声優として同シリーズに初参加し「なんで私のことを呼んでくださったのか。聞いてみたいような、聞きたくないような……」と心境を語った。

全国90スクリーンで封切られた同作は、“ハガレン”の愛称で知られる荒川弘の大人気漫画「鋼の錬金術師」の劇場版第2弾。壮絶な歴史を抱えた街テーブルシティを舞台に、未知の錬金術のナゾに立ち向かうエルリック兄弟の死闘を描く。坂本はかつてミロスと呼ばれた祖国の復興を目指すレジスタンス組織「黒コウモリ」に在籍する16歳の少女、ジュリア・クライトンを演じる。

坂本は「分厚い台本の重みとともに、プレッシャーと緊張を感じた」と述懐。朴ロ美(エドワード・エルリック役)、釘宮理恵(アルフォンス・エルリック役)、三木眞一郎(ロイ・マスタング役)らレギュラー陣との共演を「緊張感があると同時に、和やかな雰囲気。難しい役柄だったが、勉強になった」と満面の笑み。司会者から「起用の理由を、監督に聞かなくていいですか?」と念押しされると、「いや、大丈夫です」とはにかんだ。

連載とテレビ放送の終了から約1年。村田監督は「ほぼ同時に終わっちゃって、ファンの皆さんはもちろん、僕ら作り手もさみしい思いをした」と今回の“復活”に大喜び。それだけに「テーマは“もっと”。エドアル(エドワードとアルフォンス)のさらなる活躍を壮大なスケールで描きたかった。アクションもたくさん盛り込んで、見るたびに新しい発見がある作品になった」と胸を張る。朴も「今やエドはもうひとりの自分のような存在。こうしてハガレンのタイトルをもう一度皆さんの前に掲げることができて、本当にうれしい」と感無量の面持ちだった。

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