10年の歴史で振り返る「ハリポタ」最終章の特別映像
2011年6月30日 12:00

[映画.com ニュース] J・K・ローリング原作のベストセラーファンタジー小説を映画化した、人気シリーズの最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の特別映像が、このほど公開された。
第1章「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001)から約10年にわたり、全7作品が映画化された。最終章はデビッド・イェーツ監督がメガホンをとり、物語を細部まで再現するため前後編2部作で製作。前作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(10)は興行収入68億5000万円を記録し、シリーズ7作品合計で863億5000万円を突破した。
ヴォルデモートの野望を阻止するため魔法界を奔走したハリーたち3人が、ヤミの勢力の支配下に置かれたホグワーツ魔法魔術学校に戻る。シリーズ最終章となる同作では、“生き残った男の子”ハリーとヴォルデモートとの最終決戦を、シリーズ初となる3D映像で描く。
特別映像は、第1章でダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)、ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)の3人が行った初スクリーンテストから、同シリーズの10年の歴史を振り返る。3人のあどけない表情と、シリーズを通して体験する冒険のダイナミックな映像の対比が印象的だ。
全シリーズの製作を手がけたデビッド・ヘイマンは、「これほどの社会現象になるとはね。何よりも幸運なことは、キャストに恵まれたことだ」と述懐。一方、全シリーズでハリー役を演じてきたラドクリフは、「複雑なストーリー展開にワクワクする」とアピール。ハーマイオニーとしてハリーを支えてきたワトソンも、「このシリーズが子どもたちにずっと愛されてほしい」と語った。
あわせて公開となったメインキャラクターの最新ビジュアルは、ハリーには「最大のピンチがハリーを襲う。」、ヴォルデモートには「最悪のシナリオが動き出す。」、ハーマイオニーには「最愛の仲間たちの結末は?」、ロンには「最終の対決がついに決着。」という最終章にふさわしいキャッチコピーが添えられている。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は、7月15日から3D・2D同時上映で全国公開。
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