堀北真希、2012前期NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」ヒロインに
2011年6月29日 17:00

[映画.com ニュース] 女優の堀北真希が、2012年前期のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のヒロインを演じることが決定した。堀北は6月29日、東京・渋谷の同局で会見に臨み「今までで一番の緊張とプレッシャーを感じている」と武者震い。戦後復興期の東京・蒲田を舞台に、女性医師として地域医療に生きる“梅ちゃん先生”ことヒロイン梅子を演じる。
来年の朝ドラヒロインも、人気女優が起用される。かつては無名の新人をオーディションで抜てきしてきた同枠だが、現在放送中の「おひさま」(井上真央主演)をはじめ、近年はNHK側から出演をオファーするケースが増えている。堀北は大河ドラマ「篤姫」での和宮役も記憶に新しいが、「昨年は舞台も経験され、この細い体からパワフルなエネルギーを感じた。また、どこか昭和の香りがする女優さんで今回のヒロインにぴったりだと思った」(岩谷可奈子チーフプロデューサー)とその実力が認められた形だ。
松子、竹夫という優秀なふたりの姉兄をもち、「私は松竹梅の梅よ」とコンプレックスを抱いていた梅子が一念発起。戦後復興、高度経済成長を懸命に生きる人たちを救おうと、診療所を開き“梅ちゃん先生”と親しまれる町医者になる姿を描く。堀北は「役作りはこれからだが、もともとの劣等感からスタートし、彼女がどんな道を進んでいくのか、私自身とても楽しみにしている」と抱負を語った。
今回の決定は「まだ誰にも言っていません(笑)。周りの人も報道で知ることになるはず。私自身、ちょっとびっくりしていますし、撮影期間が長いので、どんな日々になるのか想像できていない」。01年前期放送の「ちゅらさん」が好きだといい、「毎朝見ていただくドラマですから、皆さんの生活の一部になれたら。見てくださる方の1日が、笑顔で始められるよう頑張りたい。早く“梅ちゃん先生”って呼ばれたいですね」と決意を新たにした。
脚本を手がけるのは「夏子の酒」「結婚できない男」「鬼嫁日記」など民放ドラマで活躍する尾崎将也。今回、初のNHKドラマで「10数年間という(物語の)長さは初めてだが、そのなかで登場人物が成長する姿を描いていきたい。当時を知る人たちに『あのころ、こうだったよね』と楽しんでもらえれば」。堀北は「ALWAYS 三丁目の夕日」をはじめ、“昭和”を描く作品に数多く出演しており「演じることで学ぶことも多いし、戦後日本の人たちのパワーはすごいなと思う。私自身、昭和生まれですし、誇りに思っています」と笑顔を見せた。
NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」は2012年4月2日から放送(全156回予定)。11月からクランクインする予定だ。
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