長澤、麻生、仲、真木が映画「モテキ」で森山未來を翻ろう
2011年6月14日 05:02
[映画.com ニュース] 森山未來主演、人気漫画を映画化する「モテキ」のクランクアップ会見が6月13日、都内のスタジオで行なわれ、女性キャスト4人がお披露目された。長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が、映画版オリジナルキャラクターに扮し、森山演じる草食系男子・藤本幸世を翻ろうする。生足を露わにしたセクシーなハッピ姿の女優陣にぴったりと寄り添われた森山は、「目のやり場に困ります」「肩身が狭いです」と恐縮しきりだった。
同名漫画は久保ミツロウが2008~10年に「イブニング」(講談社)で連載、コミックス全4.5巻で160万部以上を発行している。サブカル好きのサエない派遣社員・幸世に、30歳を目前にしたある日を境に突然、これまで知り合った女性たちから連絡が入る“モテキ”が到来。色めく幸世だが、これまでの苦い経験から最後の一歩が決められない……というコミカルでほろ苦いラブストーリー。森山主演で昨年、テレビ東京でドラマ化され、深夜枠の放送にもかかわらず高い視聴率をマークした。
ドラマで演出を手がけた大根仁が、初の映画監督を務め続投。映画化にあたり、原作者の久保が幸世の年齢や職業の設定を変え、オリジナルストーリーを書き下ろした。大根監督は「ドラマでやり足りなかったことを全部ぶちこみました」と自信をのぞかせ、女優陣のキャスティングについて「基本的に僕が付き合いたい女を基準に選んでいます」と明かし、笑わせた。
森山と長澤は、04年のヒット作「世界の中心で、愛をさけぶ」で共演した。長澤は今回、幸世とTwitterを通して知り合う雑誌編集者みゆきに扮し、「悪い女を楽しんで演じました。その悪さ加減を見てほしい」と、“セカチュー”からがらりと変わった役柄をアピール。8年ぶりの長澤との再共演に、「とても懐かしい感じ」と話す森山は「セカチューのころはビニール越しのキスでしたが、今回は詳しくは言えませんが、いくところまでいっているので、8年の歳月はすごい! とお互い言っていました」と感慨深い様子だった。
清楚な年上OLるみ子を演じる麻生は、プライベートでの“モテキ”について「ありました。20代前半に3人くらいから一度にバーっと…」と告白し、共演者にうらやましがられるひと幕も。アゲ嬢姿で幸世を誘惑するガールズバー店員・愛を演じる仲は「二面性のある見た目のギャップを楽しんで」。Sキャラで幸世を叱咤激励する先輩社員・素子に扮する真木は「豪快な飛び蹴りがあるので楽しみ」とそれぞれの見どころについて話した。
映画「モテキ」では、女優4人と女性モデル70人によるゴージャスな“女みこし”シーンがタイトルバックに使われる。9月23日から全国で公開。
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