キャメロン監督も太鼓判「トランスフォーマー」3Dフッテージが世界最速上映
2011年6月3日 14:30

[映画.com ニュース] マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ主演の人気シリーズ第3弾「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」の最新3Dフッテージが6月2日、日本のプレスに向け世界最速上映された。お披露目されたのは、本編オープニング映像(8分45秒)とダイジェスト映像(6分55秒)。また、ベイ監督と「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が、5月に米パラマウント・スタジオで行った“3D談義”の模様も公開され、キャメロン監督は「本編を見たが、素晴らしい。奥行きの表現がとても気に入っているし、3Dのもつ魅力と可能性を存分に生かしている」と太鼓判を押していた。
物語の幕開けは1969年7月20日。アポロ11号のアームストロング船長とオルドリン操縦士が月面着陸という人類初の偉業を達成した陰で、月の裏側に不時着した金属生命体=トランスフォーマーの宇宙船とのファーストコンタクトを果たす。この出合いが偶然ではなく、月で観測された衝突波をいち早くキャッチしたアメリカが、ソ連との宇宙開発競争をリードするため、アポロ11号の打ち上げを決断した、という設定だ。そして舞台は現代に。米政府とNASAが長年隠し続けた“ある事実”が、トランスフォーマーたちの地球侵略の引き金となり、人類に総攻撃を仕かける。ラブーフ演じるサムと、友好的だった数少ないトランスフォーマーとの間にも亀裂が生じる。
「過去最高の3Dを保証する」というベイ監督の言葉通り、3Dならではの奥行き感や重量感がダイレクトに伝わる映像は、迫力満点。都市が無残に破壊されていく描写にはショックさえ覚える。本編の65%を、「アバター」でも用いられた3Dカメラで撮影。あくまでもロケにこだわり、空中の撮影シーンでは、スカイダイバーのヘルメットに3Dカメラを取り付け、シカゴのビル群を時速240キロで滑空した。CGを多用する複雑なシーンは35ミリで撮影した後、3Dに変換されたが、違和感なく作品に溶けこんでいる。また、画面全体が明るく鮮明で、3D映画=画面が暗くなるというイメージも見事に払拭している。
さらに“ロボット大戦”に終始した感が強い前作「トランスフォーマー リベンジ」に比べ、サスペンスタッチな導入から怒とうの展開、その裏に繰り広げられるヒューマンドラマと充実したストーリー性も本作の特徴。ラブーフの俳優としての成長、ミーガン・フォックスに代わりシリーズ初登板となる新鋭ロージー・ハンティントン=ホワイトレイのピュアな存在感も魅力的だ。
もともと3Dに対し懐疑的だったベイ監督をキャメロン監督が説得し、3Dで製作されることになった「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」。3Dブームに陰りが見え始めているともいわれるなか、どのような評価を獲得するか注目が集まる。全米公開は6月29日(現地時間)。日本では7月29日から全国で公開される。
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