マーティン・スコセッシ監督、エリザベス・テイラーの大恋愛を映画化
2011年6月3日 14:30

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が、今年3月に死去した女優エリザベス・テイラーさんと俳優リチャード・バートンさん(1925~84)のロマンスを、映画化する可能性があることが分かった。
米Deadlineによれば、パラマウント・ピクチャーズが、昨年出版されたサム・キャシュナー&ナンシー・ショーエンバーガー執筆によるノンフィクション本「Furious Love: Elizabeth Taylor, Richard Burton, and the Marriage of the Century」の映画化権を獲得。スコセッシ監督の企画として、検討されている。
ハリウッドの一大スキャンダルとなった、テイラーさんとバートンさんの大恋愛をつづった作品。家庭のある身だったふたりは、63年の「クレオパトラ」での共演をきっかけに不倫関係となり、その後2度の結婚と離婚を繰り返した。ふたりの3度目の結婚はなかったが、離婚後もお互いを特別な存在として、決して忘れることはなかったと言われている。テイラーさんとバートンさん役を誰が演じるか、キャスティングの行方に注目だ。
スコセッシ監督の伝記映画には、富豪ハワード・ヒューズの半生を描いた05年「アビエイター」があるほか、歌手フランク・シナトラを描く13年公開予定の新作「シナトラ(原題)」が控えている。
なお、「クレオパトラ」については現在、デビッド・フィンチャー監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で、ステイシー・シフ執筆の伝記「Cleopatra: A life」を3D映画化する企画が進行中だ。
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