松本人志、第3作「さや侍」ロカルノ映画祭に出品決定
2011年5月31日 04:01
[映画.com ニュース] 「ダウンタウン」の松本人志の監督映画第3弾「さや侍」が、8月3日にスイスで開幕する、第64回ロカルノ国際映画祭へ出品されることが明らかになった。松本監督は「私にとって映画製作とは、頭の中で実った何かを、収穫の時期に、一滴残らず絞り取るような作業だと思っています。そんな入魂の作品を、ロカルノ映画祭を通じて、海の向こうにいる多くの方々に楽しんでもらえるとうれしいです」と喜びのコメントを寄せている。
1946年に始まったロカルノ国際映画祭は、カンヌ、ベネチア、ベルリンと並ぶ世界4大映画祭のひとつで、ベネチア国際映画祭に次いで世界で2番目に古い映画祭。スイス南部、イタリアとの国境にあるティチーノ州ロカルノで開催され、新しい映画の才能と新しい映画のトレンドを発掘することが特徴。8000人が収容できる大広場(ピアッツァ・グランデ)の野外広場での上映部門(Piazza Grande Section)が映画祭の目玉となり、「さや侍」も同部門で上映される。会期中は約300本の作品が上映されるが、野外上映される作品は1日1~2本のみだという。
映画祭のアーティスティック・ディレクターのオリビエ・ペール氏は「今回彼がもたらした新たなアイデアは、すべての人々に驚きと喜びを与えることを証明しました。これはここ数年間における現代の映画界における本物の革命のひとつです。私たちがロカルノにてこの注目すべきアーチストによる作品、そして彼の最高なコメディと想像の世界を祝福できるのを大変光栄に思います」と松本監督を絶賛している。
また「さや侍」の上映に伴い、「大日本人」「しんぼる」の過去2作品をトリビュート上映する特別企画「松本シネマ」の実施も決定している。「さや侍」は6月11日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)