「軽蔑」高良健吾、中上健次さん故郷再訪し感無量
2011年5月30日 15:42
衝動的で気ままに生きる男カズと歌舞伎町のダンサー真知子が、運命に翻ろうされながらも強くひかれあう姿を描く。「ヴァイブレータ」「余命1ヶ月の花嫁」で知られる廣木監督が、故中上健次さんの同名小説を映画化。ほかに大森南朋、忍成修吾、村上淳、田口トモロヲらが出演している。
高良、鈴木、廣木監督の3人は、舞台挨拶前に新宮図書館の中上健次資料室を訪問。資産家の息子カズを演じた高良は、「久しぶりに戻って来られてとてもうれしいです。いつもは、ロケ地に戻っても思いが込みあげることはないけれど、今回は胸が締め付けられる思いです」とロケ地再訪に喜びをあらわにした。
新宮が中上さんの故郷であることを受け、主演のふたりは「自分の中でいつも不思議なタイミングでこの街にやってくる気がするので、今回も撮影をしたところを歩いていると、忘れていた感情がよみがえってきました」(鈴木)、「まだ自分にも杏ちゃんの中にも、カズと真知子が残っているんだと思いました。苦しいような切ないような感情が込み上げてきました」(高良)と話した。
舞台挨拶では新宮出身の新人俳優・渕上が、「新宮出身の中上健次さんの作品に出られて、そしてこれがデビューのきっかけにもなって、すごくうれしいです」とアピール。廣木監督が劇中の新宮弁の指導を渕上が担当したと明かすと、「あのときは生意気言っちゃってすみませんでした!」と平身低頭だった。
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