被災経験のあるジェット・リーが日本にメッセージ
2011年5月27日 05:14

[映画.com ニュース] 中国出身のアクション俳優ジェット・リーが、東日本大震災を受け「深い悲しみと、不安の中にいる日本の皆さんのことを思い、とても心を痛めています。1日も早く、皆さんに笑顔が戻ることを願っています」と日本へメッセージを寄せた。
リーは、2004年の休暇中にモルディブでスマトラ沖地震の津波に遭ったことをきっかけに、災害支援基金「壱(ワン)基金」を設立。国際赤十字親善大使を務めるなど、ボランティアに尽力している。また、同基金から東日本大震災の被災者支援の義援金が送られた。
リーの新作は、ウォン・カーウァイ監督作品で知られるクリストファー・ドイル撮影の「海洋天堂」(シュエ・シャオルー監督)。水族館で働く男が妻との死別後、自閉症の息子を男手ひとつで育ててきたが、ある日、自分がガンで余命わずかだと知る……という親子のきずなを描くドラマ。リーはシャオルー監督の脚本にほれ込み、アクションを封印しノーギャラで出演した。音楽は久石譲が担当する。
「初めて『海洋天堂』の脚本を読んだとき、感動しすぐに出演を決めました。父と息子のきずな、そして人と人がつながることの大切さに胸打たれたからです。皆ひとつの家族なのです。私たちは支えあえればどんな困難な状況も必ず乗り越えられます。この映画が、皆さんに勇気と感動を届けられるよう祈っています」と作品についてコメントしている。
「海洋天堂」は7月シネスイッチ銀座で公開。
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