「ヱヴァ」マリ＆「DEATH NOTE」夜神月、3Dアニメ「鉄拳」で共演

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［映画.com ニュース］　対戦型の人気格闘ゲームを3Dアニメ映画化した「鉄拳 BLOOD VENGEANCE」のメインキャラクターとなるリン・シャオユウの声を、坂本真綾が担当することが分かった。映画のオリジナルキャラクター神谷真役は、宮野真守が担当する。

原作は、全世界でシリーズ累計4000万本の売り上げを記録している対戦格闘ゲーム。毛利陽一監督がメガホンをとり、テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」で知られる佐藤大が脚本を担当した。世界有数の三島財閥が主催する格闘技大会を舞台に、さまざまな思いを抱えた人々が闘いに挑む姿を描いたサスペンスアクション。

坂本はゲームシリーズに引き続き、中国拳法を駆使し大会に身を投じる少女リン・シャオユウ役を演じる。これまでにも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」の真希波・マリ・イラストリアス役ほか、多くの人気キャラクターに起用されている。一方の宮野は、「DEATH NOTE」の夜神月役で声優アワード主演男優賞を受賞した経験を持つ。

毛利監督は「情報量が多いので、正直アフレコに対して不安はありました」と吐露。それでも、「（リン・シャオユウは）明朗活発、天真爛漫な普通の女子高生でありながらも、強い意思と優しさを合わせ持った素敵な女性になっている。（神谷真は）素朴で柔らかな印象の中に知的でどこか陰のある雰囲気を持った男性になった」と絶賛した。

ほかにアリサ・ボスコノビッチ役に松岡由貴（「BLEACH」井上織姫役）、風間仁役に千葉一伸（「名探偵コナン」千葉刑事役）、ニーナ・ウィリアムズ役に田中敦子（「攻殻機動隊」草薙素子役）、アンナ・ウィリアムズ役に渡辺明乃（「ToLoveる」　結城リト役）が決定している。

「鉄拳 BLOOD VENGEANCE」は、9月3日から全国3D公開。