武井咲「平清盛」で初時代劇 成海、檀ら初大河の女優が7人
2011年5月26日 17:00
[映画.com ニュース] 女優の武井咲が、2012年度のNHK大河ドラマ「平清盛」に出演することが決まった。5月26日、東京・渋谷の同局で行われたキャスト発表会見で明らかになった。武井が演じるのは平清盛と源義朝、ふたりの男から愛された悲運の女性・常盤御前。初の時代劇が大河ドラマという“大舞台”となった武井は、「とても光栄だが、本当に初めてなので(役作りは)何から始めていいのかわからない」と緊張を隠しきれない様子。それでも「これまでの経験を生かしながら、一から時代劇を学んで悲運な女性を一生懸命演じさせていきだきます」と抱負を語った。
この日、発表されたのは武井をはじめ、深田恭子(平時子)、成海璃子(平滋子)、加藤あい(高階明子)、和久井映見(藤原宗子)、田中麗奈(由良御前)、檀れい(藤原璋子)、りょう(堀河局)、松雪泰子(藤原得子)という9人の豪華女優陣。深田と和久井をのぞく7人が大河初出演を果たす。
清盛の妻・時子を演じる深田は、「時代を作った荒々しい清盛を支えた強い妻をたくましく演じることができれば」。一方、檀と松雪はともに鳥羽上皇の妻で、壮絶な正室争いを繰り広げる役どころ。「いつか一緒にお芝居できたらと思っていたので、今から楽しみ。いい意味で華やかに戦っていきたい」(檀)、「私も一度は共演できればと思っていた。そういう意味でも、お芝居上しっかり楽しんで対立の構図を演じることができれば」(松雪)と早くもライバル心を燃やしていた。
会見には、主人公・平清盛を演じる松山ケンイチも出席し「美しい人ばかりで、すごく緊張している。今日は記者さんも多いような気がしますね(笑)」。清盛は「女性にちょっと弱い男」だといい、「平安時代の女性は、奥ゆかしかったり、大胆だったり、いろんな愛の形を大事にしていたし、それが優雅な美しさにつながっているのだと思う」と持論を展開した。
松山は、女性陣から「役に対して深く真しに入り込む俳優さん」(深田)、「神秘的でふんわり穏やかな印象」(加藤)、「印象よりも熱い男で、目がキラキラしている」(田中)とほめちぎられ、赤面するひと幕も。そして「こうしてお会いして、モチベーションも上がりました。足を引っ張らないよう、いい意味でぶつかっていけたら」と決意を新たにしていた。
「平家物語」以前の世界を舞台に、両親を知らないまま忠盛に育てられた少年が、養父とともに瀬戸内の海賊退治で名をはせ、海賊を束ねながら武士の王となり、そして日本の覇者となる姿を描く。今年8月にクランクイン予定。大河ドラマスタートから50年、51作目の作品として2012年1月から放送される(全50回)。
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