いしだあゆみ“強欲ばあさん”役に満足げ
2011年5月22日 12:06

[映画.com ニュース] 女優のいしだあゆみが5月21日、東京・テアトル新宿で行われた出演映画「エクレール・お菓子放浪記」(近藤明男監督)の初日舞台挨拶に登壇。戦後をたくましく生きる強欲な女性を演じ「金、金、金のばあさん。楽しかったが、監督が私をイメージして脚本を書いたそうで、喜んでいいのか……」。それでも「こういう役をずっと待っていたし、私自身、早くおばあちゃんになりたいんですよ」と満足そうな表情だった。
原作は西村滋の自伝的小説「お菓子放浪記」。子役の吉井一肇演じる戦争孤児のアキオが、お菓子へのあこがれを抱きながら、自分を養子に迎える強欲な女フサノ(いしだ)をはじめ、さまざまな人々との出会いを経て成長する姿を描く。宮城県を中心とした地方企業14社が共同製作した“宮城発の映画”。東日本大震災前の宮城・石巻で2010年10月から撮影された。
いしだは「石巻の方々にお力をいっぱいお借りして完成した作品。何の恩ご返しもお礼もできないが、美しい石巻の風景が映った映画がヒットすれば、きっと地元の人たちも喜んでくれるはず」。一方、吉井は撮影が行われた1カ月間、石巻でひとり暮らしをしたといい「皆さんが僕を支えてくださったから、やりきることができた。つらい思いをされている方々にできるだけ早く見ていただき、元気になってほしい」と神妙に挨拶。そして、劇中で歌う「お菓子と娘」を生披露した。
東京を皮切りに全国で順次公開されるほか、名古屋、大阪でチャリティ試写会が実施される。また、5月26日には青森県・弘前市民会館でホール上映される予定だ。
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