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園子温監督作「恋の罪」にカンヌ興奮 10カ国からオファー

2011年5月19日 18:45

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ガッツポーズを決める園子温監督(右)と神楽坂恵
ガッツポーズを決める園子温監督(右)と神楽坂恵
(c)Kazuko Wakayama

[映画.com ニュース] 園子温監督の最新作「恋の罪」が5月18日(現地時間)、開催中の第64回カンヌ映画祭の監督週間でワールドプレミア上映された。園監督と日程を調整して渡仏した神楽坂恵が舞台挨拶に出席。上映後には5分間にわたるスタンディングオベージョンが起こり、ふたりは感無量の面持ちだった。

10カ国から配給オファーがあり、すでにイギリスと香港での公開が決定している同作。園監督は、「カンヌに来られたことをすごくうれしく思います。この映画は、僕の女性に対する愛と尊敬を描いた映画です。実際に起きた事件にインスパイアされてつくりました」と挨拶した。

恋の罪」は、21世紀直前に起こった渋谷区円山町ラブホテル街の殺人事件を軸に、水野美紀富樫真、神楽坂が演じる3人の女の生きざまをセックス、言葉、狂気、生と死、家族を通して鮮烈な映像で描く。主演の3人がそれぞれの役で抱える秘密の顔、壮絶な生きざまをリアルに表現するため、一糸まとわぬ姿で演技合戦を繰り広げた。

神楽坂は「撮影中、私は何度も人生の岐路に立たされました。いずみ役をきちんと演じることが出来なかったら、女優をやめて実家に帰ろうと思いました」と述懐。そんな神楽坂を含む3人の女優に対し、園監督は「男性である僕の台本が推測の域で下絵を書いたとするならば、女性である3人の女優たちが演じることによって油絵となり、キャンバスに描かれた絵になっていった」と独自の言い回しで称えた。

恋の罪」は、11月から全国で公開。

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