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太田光、処女小説が絵本化で感激ひとしお

2011年5月18日 17:00

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会見に臨んだ太田光(左)と藤城清治氏
会見に臨んだ太田光(左)と藤城清治氏

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光の処女小説を、影絵作家の藤城清治氏の手により絵本化した「絵本マボロシの鳥」の刊行記念会見が5月18日、東京・文京区の講談社であり、太田と藤城氏が出席した。太田は「藤城清治さんは、僕にとって実在すると思っていなかった歴史上の人物のような方。そんな方に絵を描いていただけるなんて、いまだに実感ができず、混乱しています。(会見が)沢尻のXデーとかぶらなくてよかった」と感激の様子で話した。

同作は、太田が短編小説集「マボロシの鳥」(新潮社)を長年ファンであった藤城氏に献本したのがきっかけで、刊行が決まった。「(小説は)太田光の存在がうるさすぎるっていう評判が多くて、落ち込んだりもしたんですけど、絵本になっていい具合に僕が引っ込んで、先生の絵で初めて自分が表現したかったことが完成したんだなと思いました」と絵本化の喜びを語った。

今回絵本になったのは、太田の短編小説の中の一編で、いつの時代か、どこの国にあるのかもわからない、町はずれの劇場オリオン座に、魔人チカブーの芸「マボロシの鳥」を見るためにあふれるほどの観客が詰めかける。チカブーの芸の間は、窓を開けてはならないという決まりがあったが、劇場主は勝手に天窓を開けてしまい、「マボロシの鳥」は空へ飛び去ってしまう……というファンタジー。

「最近はメルヘンの限界を感じていた」という藤城氏は、太田の小説を「宮澤賢治とは違った今のメルヘン、僕が描きたいと思っている日本の風景だとか、こういうのこそ僕が描きたいことだと思った」と大絶賛した。絵本化については、「場所も時代も登場人物も、テーマもどこか今のこの世界とつながっている。僕が持っているテーマとぴったりで、僕が描かなきゃいけない、作らなきゃいけないと思いました。もう夢中になって作りました、僕の中で一番力を入れた絵本です」と力強く語った。

「絵本マボロシの鳥」は、5月20日発売、3000円。

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