一家総出でカンヌ入りのアンジー、家族愛を熱弁
2011年5月14日 09:01

[映画.com ニュース] 第64回カンヌ映画祭が5月11日(現地時間)に開幕した。ドリームワークスの最新作「カンフー・パンダ2」の製作発表会見が行われ、アメリカ版の声優を担当するジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマンらが出席した。
2008年にヒットした「カンフー・パンダ」の続編で、今回は3Dで製作された。カンフーを習得し、伝説の“龍の戦士”となった小心者で食いしん坊のジャイアントパンダ・ポーが大活躍。有能なマスター5たちとともに強力な武器を操り、中国を制圧してカンフーを抹殺するという野望に燃える新たなる敵、孔雀のシェン大老と戦う。
前作に続きメインキャラクターの声を担当した3人。それぞれに、「履き心地の良い靴をまた履くみたいな気分だったね」(ブラック)、「2回目のほうがもっと楽しかった気がするわ。マスター・タイガーは私が今までに演じた中でも最高のキャラクターのひとつよ」(ジョリー)、「僕の年になるとすぐ忘れちゃうものでね。今回、まるで初めて演じる気がしたよ」(ホフマン)と述懐した。

同映画祭でジョリーは、家族全員でカンヌ入りを果たした。同作で描かれた親子の関係について聞かれると、「今回のテーマは家族。家族こそ愛がある場所。(子どもたちは)自分たちはポーみたいなんだとわかって、より誇りをもつようになったと思うわ」と力強く語った。
子どものころに好きだったアニメを聞かれたブラックは、「『アラジン』かな。高校時代はよく絵を書いてアニメにしていたんだ。もしも俳優になっていなかったらアニメーターになっていたかもしれない」と報道陣の笑いを誘った。
ジョリーは、「これは子どもたちが愛する映画。世界を旅したときに、小さな子どもが私に寄ってきて、タイトルを出してくれる映画。それ以上に素敵なことはないわ」とアピールを忘れなかった。
「カンフー・パンダ2」は、8月19日から全国公開。
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