松本人志監督「さや侍」予告編で“30日の業”明らかに
2011年4月4日 12:00
同作は、無断で脱藩し刀を捨てた侍・野見勘十郎と、娘たえの流浪の旅を描いた松本にとって初の時代劇。脱藩した罪で捕らわれた勘十郎が、変わり者の殿さまにくだされた、成功すれば無罪放免、失敗すれば即切腹という“30日の業”に挑む姿を完全オリジナルストーリーで描く。勘十郎を演じるのは、俳優経験皆無の53歳のバーテンダー・野見隆明。たえは子役の熊田聖亜が扮する。
予告編では、母親を亡くし笑顔を失ってしまった殿さまの息子を、期限内に笑わせなければならないという“30日の業”が明らかになる。笑いのために体を張って奮闘する勘十郎と、刀を持たない父に反発を覚えていたが、のちに勘十郎を支え、誇りにするたえの姿が描かれている。