ハビエル・バルデム、「BIUTIFUL」でショーン・ペンを圧倒
2011年3月28日 17:43
[映画.com ニュース] カンヌ映画祭で男優賞受賞、第83回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたハビエル・バルデム主演のスペイン映画「BIUTIFUL ビューティフル」を鑑賞したショーン・ペンが、同作でのバルデムの演技を絶賛している。
スペイン・バルセロナに暮らすウスバルは、ふたりの愛する子どもと情緒不安定でドラッグに頼る妻を養うため、麻薬取引や移民の不法労働の手配など、ヤミ社会で働いてきた。そんなある日、自身が末期ガンにおかされていることを知ったウスバルは、家族にその事実を隠し通そうとする。「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホンをとった人間ドラマだ。
ペンは、本作鑑賞後に「立つことも、話すこともできず15分間スピーチレスになった」とバルデムの演技力と作品の持つ力に圧倒されたことを明かした。
なおバルデムは、ジョエル&イーサン・コーエン監督の「ノーカントリー」で第80回アカデミー賞助演男優賞を受賞している。
「BIUTIFUL ビューティフル」の日本公開は今年初夏の予定。