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「英国王のスピーチ」脚本家、次回作はナチス捕虜収容所が舞台に

2011年3月26日 07:56

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次回作はナチス捕虜収容所が舞台
次回作はナチス捕虜収容所が舞台
写真:アフロ

[映画.com ニュース] 英国王ジョージ6世がきつ音障害を克服し、第2次世界大戦開戦時のスピーチに挑む姿を描いた「英国王のスピーチ」で、第83回アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したデビッド・サイドラーが、ふたたび第2次大戦を背景にした映画の脚本を手がけることが分かった。

米Deadline Hollywoodによれば、サイドラーの次回作は、ナチスの捕虜収容所で起こった実話を映画化する「Games of 1940」。多国籍の捕虜たちが、戦争の影響で開催されなかった1940年のオリンピック(開催予定地:東京)の代わりに、自分たちでスポーツの試合を行おうと監視の目をかいくぐって奮闘する姿を描く。

サイドラーと、共同で脚本を手がけるイタリア人脚本家ルカ・マンツィは、ポーランドにあるスポーツ博物館を訪れた際、この出来事を初めて知ったという。製作を手がけるのは、スティーブン・スピルバーグ監督作のプロデューサーとして知られるフランク・マーシャルキャスリーン・ケネディ。ブラジルの製作会社RT Featuresと共同で担当する。


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