伊スカラ座で日本の被災者へ黙祷
2011年3月22日 18:27

[映画.com ニュース] 伊オペラ界の最高峰とされるミラノの劇場スカラ座で3月20日(現地時間)、東日本大地震の被災者へ1分間の黙祷が捧げられた。
AP通信によれば、同劇場のステファン・リスナー支配人が、モーツァルト「魔笛」の上演前、「被災者に捧げる沈思としての1分間」を観客に求めたもの。リスナーは、「3月11日の惨事発生以来の強さと尊厳において、(日本の人々は)我々の団結と称賛にふさわしい」と語っている。
スカラ座はこれまで、7回にわたり日本へのツアー公演を敢行。1981年の初回は、イタリアのオペラ劇場が初めてアジアの国を訪れた記念公演となった。最近では2009年にツアー公演が行われている。
リスナーは、スカラ座のアーティストのホスト国として日本は「最も興味深く、情熱にあふれて温かい国」だと称えている。
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