品川ヒロシ、沖縄から東日本大地震被災者へエール
2011年3月18日 17:44
[映画.com ニュース] 品川ヒロシが著作を自らのメガホンで映画化した「漫才ギャング」が3月18日、第3回沖縄国際映画祭のカウントダウンイベントでプレミア上映を行った。品川監督とお笑いコンビ「千鳥」の大悟は、沖縄・宜野湾市民会館で舞台挨拶前に会見した。
2人は「私たちにも、できることがきっとある。」とメッセージをプリントしたTシャツ姿で登場。品川監督は、11日に起こった東日本大地震の被災者に向け「僕らは芸人なんで、大変な時期に被災者の方々にも日本全体にも笑顔を取り戻していただきたい」とエールを送った。
そして、この日の舞台挨拶、公開初日となる19日に東京、20日に大阪で行われる舞台挨拶のチケット収益を、義援金として寄付することを明かした品川監督。「東北へ僕らが行ってどうにかなるものではない。一番最初にできることは義援金だと思った」と説明した。さらに、「今は映画を見てもらおうにも届かない。いつか状況が整って、僕らが足を運んでも迷惑がかからない時期がきたら、スクリーンも持参して無料で見ていただきたいと考えている」と真しに語った。
吉本興業は、同映画祭期間中(18~27日)にメイン会場となる沖縄コンベンションセンターを含む全9カ所に特設募金箱ステーションの設置を決定。ビーチステージにはメッセージボードを設置し、映画祭終了後に被災地へ届けるという。また、義捐金としての寄付を目的としたチャリティオークションも行う。
なお、当初登壇予定だった主演の佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみは欠席した。
「漫才ギャング」は、相方からコンビ解散を告げられ自暴自棄になった芸人の飛夫(佐藤)が、トラブルに舞き込まれて送致された留置所で、ドレッドヘアに全身タトゥーの龍平(上地)と出会うところから始まる。龍平の“ツッコミ力”を見抜いた飛夫は漫才コンビ結成を持ちかけ、2人の男がどん底からはい上がろうとする姿を描く。
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