「英国王のスピーチ」オスカー効果で海外興収が大幅アップ
2011年3月16日 09:44
[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞で、作品賞を含む4部門を受賞した「英国王のスピーチ」の海外(米国外)興行収入が、受賞後初めての週末(3月4~6日)に大きく上昇し、これまでで最高の1940万ドルを記録したことがわかった。
米バラエティ紙によれば、同作はオスカー受賞直後の週末、新たに公開を迎えた7カ国・地域を含む海外55カ国・地域の3593館で上映。ドイツの興収260万ドル、フランスの230万ドルを筆頭にイギリス、日本などで顕著に数字を伸ばした。海外興収は前週末から30%アップし、累計興収を1億8670万ドルとしている。
そのうち、1億7850万ドルが2011年に入ってから記録されたもの。これで同作は、11年の海外興収で全作品のなかで2位(現在1位は「塔の上のラプンツェル」の1億8500万ドル) となり、近日中に1位に躍り出る勢いだ。