【第83回アカデミー賞】脚本賞は“本命”「英国王のスピーチ」
2011年2月28日 11:19
[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞の授賞式が2月27日(日本時間28日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・コダックシアターで行われ、「英国王のスピーチ」(トム・フーパー監督)がオリジナル脚本賞を受賞した。
「英国王のスピーチ」は、英国王ジョージ6世がきつ音障害を克服し、第2次世界大戦開戦時のスピーチに挑む姿を描いたドラマ。脚本家デビッド・サイドラーは、自身がきつ音を克服した経験をもとに、本作を執筆した。本作は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男女優賞など計12部門ノミネートされた。英国アカデミー賞でもオリジナル脚本賞を受賞している。
サイドラーは主にTVドラマと映画で長いキャリアを持つ脚本家で、代表作はフランシス・フォード・コッポラ監督の「タッカー」(1988)、アーサー王の伝説をアニメ化した「キャメロット」(98)、名作ミュージカルをアニメ化した「王様と私」(99)など。