三浦友和、女心に興味津々「妻を名前で呼んだりしない」
2011年2月26日 16:16
[映画.com ニュース] 末期がんの妻とワゴン車で日本各地をさまよった男の姿を描く「死にゆく妻との旅路」が2月26日、公開初日を迎え、主演の三浦友和と石田ゆり子、塙幸成監督が東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で舞台挨拶を行った。
1999年12月、夫婦でワゴン車に乗って旅をしている最中に、末期がんだった妻が車内で死去。夫の清水久典氏が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件の裏側を、本人の手記をもとに映画化。死と向き合いながら、旅を続けた夫婦愛の是非を問いかける。
三浦は「他人事ではないと思いながら演じたし、改めて夫婦のあり方を考える機会になった。初日を迎えて本当にうれしい」と感無量。低予算のため1日で鳥取砂丘、姫路、明石大橋、清水と移動することもあったそうで、「高速道路が1000円になる土日に撮影しましたね。行く先々で観光客の方が多くて大変だった」(塙監督)と振り返った。三浦は劇中、妻から「名前を呼んで」と頼まれるシーンに、「女性はそういう気持ちになるんですね。皆さんもそうですか?」と問いかけ、「うちでは妻を名前で呼んだりしませんが」と明かした。
一方の石田は、「上映後の舞台挨拶は初めて。沈んだ空気を感じるんですが、大丈夫でしょうか……」と心配そうな様子。「結婚していないので、奥さんの空気をどう出したらいいか悩んだが、素敵な友和さんと一緒にいられてうれしかった」とはにかんだ。ワゴン車内で、三浦とふたりきりになるシーンも多く「慣れるのに時間がかかりました」と述懐。三浦が「そういえば、頭の置き方が乱暴だって(石田から)怒られましたね」と打ち明けると、バツの悪そうな表情だった。
関連ニュース




【第78回カンヌ国際映画祭】カズオ・イシグロ原作、戦争の記憶や女性の自立描く石川慶監督「遠い山なみの光」に熱い喝采 広瀬すず、吉田羊、松下洸平ら会見
2025年5月17日 22:00


映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ