加藤浩次、“後輩の元嫁”千秋からのチョコに複雑な表情
2011年2月13日 16:49

[映画.com ニュース] 国民的人気アニメシリーズの31作目「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち」の完成披露試写会が2月13日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)らレギュラー声優をはじめ、ゲスト声優を務めるタレントの加藤浩次が舞台挨拶に立った。
地球を侵略するため、ロボットの星“メカトピア”から送り込まれた巨大ロボット・ザンダクロスとその持ち主だと名乗る不思議な少女・リルルに隠された秘密を軸に、のび太と仲間たちが勇気と友情を胸に鉄人兵団との戦いに挑む。水田は「今回は本当にすごいです! いっぱい笑って、いっぱい感動して楽しい時間を過ごしてください」。大原も「笑いあり涙あり。心がたくさん動く作品」とアピールした。
加藤が演じるのは、ドラえもんたちの敵役となるロボット軍団の総司令官役。この日は総司令官のコスプレ姿で登場し、「これで身も心も総司令官。このまま渋谷あたりで一杯行きたい。多分この着ぐるみ、僕のギャラの10倍くらい(制作費が)かかっているはず」とご機嫌。バレンタインデーを翌日に控え、ドラえもん型のチョコレートを千秋から受け取ると「後輩(ココリコの遠藤章造)の元嫁さんから……」と複雑な表情をのぞかせた。
1986年の公開以来、名作としてファンの支持を集める「映画ドラえもん のび太と鉄人兵団」が25年ぶりに復活。人気バンド「BUMP OF CHICKEN」が主題歌を提供し、福山雅治がしずかのあこがれるスター“福山雅秋”役で声優に初挑戦する。メガホンをとるのは「映画ドラえもん/のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」で、シリーズ史上初の女性監督となった寺本幸代。寺本監督は、「この映画のテーマは思いやりの心。映画を見てくれた子どもたちが、のび太たちの姿を見て、自分たちの中にある思いやりの心を引き出すきっかけになれば」と語った。
「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち」は、3月5日から全国で公開。
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