「心中天使」桜井ひかり、監督の心配をよそにロケ地・名古屋を満喫!
2011年2月10日 20:55

[映画.com ニュース] 公開中の映画「心中天使」に出演する桜井(撮影当時は菊里)ひかりと一尾直樹監督が2月10日、東京・渋谷のユーロスペースでトークイベントを行った。
ある不思議な体験をきっかけに「奇妙な思い」にとらわれた3人の登場人物の姿を通して、人間関係が希薄になった現代社会における、自己の存在の不確かさや人とのつながり、愛の大切さを静かに描く。
一尾監督をはじめ、演出スタッフの多くが愛知・名古屋出身であり、撮影も全編にわたって同所で行われた。一尾監督が、東京生まれ・東京育ちの桜井に「名古屋での撮影に不安はなかった? 初日の撮影が終わった時点で僕は心配になったんだけど……」。桜井は「正直、初日までは心配でした。でも監督をはじめ、スタッフさんが本当に優しくて、初日が終わった時点で安心しました。その後はすごく楽しんで撮影に臨めました」と満面の笑みを浮かべ撮影を振り返った。
桜井は、オフも含めて名古屋を満喫したようで「2日目が早速、お休みだったんですが、スタイリストさんに『面白いところない?』と聞いて、遊びに行きました。『原宿と渋谷を足して2で割ったようなところがあるよ』と教えられて、地図を持ってひとりで遊んできました」と明かした。
この日は、桜井が一尾監督にひと足早いバレンタインのチョコレートをプレゼント。一尾監督は顔をクシャクシャにして、「30年ぶりくらいのバレンタインチョコです」と照れくさそうに受け取った。さらにもうひとつ、サプライズプレゼントとして、今作に出演している國村隼からメッセージが寄せられた。
「監督の思いの詰まったこうした作品が公開にこぎつけるのは最近ではとても難しく、みなさんの尽力に感謝いたします。みなさまに監督のメッセージを受け止めていただければいいな、と思っております」という言葉に、「映画の内容についてもいろんな提案くださり、深くこの作品にかかわっていただきました。感謝の言葉もありません」と感慨深げに語り、会場からは温かい拍手がおくられた。
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