尾野真千子、「若くてきれい」に子役の頭ナデナデ

2010年5月22日 14:26


しっかりとした舞台挨拶に“母”も感心
しっかりとした舞台挨拶に“母”も感心

[映画.com ニュース] 芥川龍之介の短編小説を尾野真千子主演で映画化した「トロッコ」が5月22日、東京・シネスイッチ銀座で公開され、尾野と子役の原田賢人川口浩史監督が舞台挨拶に立った。

尾野にとって5本目の主演作となる同作は、芥川の原作小説を大胆にアレンジし、舞台を台湾に置き換えた。初の海外ロケについて、「緊張というか、私は英語も苦手なので言葉が全く通じなかったんです。でも、身振り手振りで何とか伝わるものなんだなと感じましたね」と振り返った。

原田は、尾野演じる夕美子の長男という役どころで「共演者、スタッフの皆さんに支えられて、実力以上の演技ができました」と大人顔負けの挨拶。さらに、川口監督の演出に触れ「ほかの監督さんは『カット!』と元気よく叫んでくれるのですが、川口監督は『はい、いいでしょう』と言うんです。自分の演技がどうなのか不安になりました」と明かした。これには川口監督も、「こんなこと言われるとは思わなかったな」と苦笑いを浮かべた。

さらに、“母・尾野真千子”について言及した原田は「会場にいる本当のお母さんに申し訳ないのですが、尾野さんは若くてきれいで、こんなお母さんだったらいいなと思いました」と本音を吐露。場内が爆笑に包まれるなか、尾野は「いい子ですね!」と満面の笑みで原田の頭をナデナデしていた。

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