若手韓流スター、鎌倉&江ノ島へ 短編映画「スマイルバス」撮影を敢行
2011年2月10日 15:02
[映画.com ニュース] 米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)は、2010年に発表した「日韓観光振興プロジェクト」の一環として、日韓それぞれを舞台としたショートフィルム「スマイルバス」と「スーパースター」の製作を発表。日本を舞台にした「スマイルバス」には、韓国の人気俳優リュ・ヒョンギョンとパク・コニョンがキャスティングされた。
韓国人キャストとスタッフが撮影を行う「スマイルバス」は、神奈川・鎌倉、江ノ島など湘南を舞台にしたラブストーリー。3年間付き合った恋人サンホに別れを告げ日本にやってきたユナ(ヒョンギョン)は、観光ガイドとして働き始めるが、サンホはユナを忘れられずに日本まで追いかけてくる。
メガホンをとるパク・サンジュン監督は、初めて手がけた短編「生徒会長」が「SSFF&ASIA」をはじめ、各国の映画祭で上映された若手新鋭クリエイター。2月14~17日ごろにかけて、鎌倉の大仏、鶴岡八幡宮、江ノ電など、江ノ島周辺の美しい景観を描き出す。主演のヒョンギョンは96年にドラマ「コムタン」でデビューし、現在人気急上昇中の若手女優だ。また、バスの運転手役で田中要次の出演も決定している。
また、日本人キャストとスタッフが韓国を舞台に撮影する「スーパースター」の製作も発表された。同作は、櫻井淳子と「遠くの空」で内山理名と共演したキム・ウンスが主演を務め、2 年連続で「SSFF&ASIA」に入選経験のある映像作家の萩原健太郎が監督に抜てきされた。
「スマイルバス」と「スーパースター」の2作品は、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011」で上映予定。