小森純VS大槻教授、超常現象めぐり火花
2011年2月8日 18:03
[映画.com ニュース] モデルの小森純と大槻義彦早稲田大学名誉教授が2月8日、都内で社会現象となった大ヒットホラーの第2弾「パラノーマル・アクティビティ2」(トッド・ウィリアムズ監督)を鑑賞し、“超常現象バトル”と題したトークショーで舌戦を繰り広げた。
同作は、低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー「パラノーマル・アクティビティ」の続編。前作の衝撃的なラストから1年、新たな超常現象に襲われるケイティ一家の受難を、ハンディカム映像と複数の固定監視カメラで映し出す。
これまで、はるな愛、マツコ・デラックス、楽しんごと、数多くのお姉系タレントが本作の恐怖を体験してきた。大槻教授は、「ポルターガイストなどの超常現象は決して起こらないことではない。ただ、科学や医学がこれだけ進歩した21世紀に、“心霊”現象という解釈は違う」とあくまで理論武装を貫いた。小森が「小学生のころ、実家の天井を黒いヘビが這っていた。ヘビは天井を這うことができないって後で聞いてゾッとした」と自らの恐怖体験を明かすと、大槻教授は「夢でも見てたんじゃないの?」と一蹴。心霊現象肯定派と否定派の間で火花が散った。
そこで、心理学者の黒須圭子氏が暗視カメラがとらえた2人の鑑賞風景と心拍数を分析。大槻教授は小森よりも高い心拍数を記録したが、「私くらいの年になると血圧が高い」と弁明。最終的には、観客の多数決で超常現象肯定派の小森に軍配が上がった。
「パラノーマル・アクティビティ2」は2月11日から全国で公開。
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