妻夫木、松ケンの初共演作「マイ・バック・ページ」予告編公開
2011年2月3日 11:34
[映画.com ニュース] 妻夫木聡と松山ケンイチの初共演作、1960年代後半の学生運動を舞台にした「マイ・バック・ページ」(山下敦弘監督)の予告編が公開された。
原作は、元・朝日新聞社記者で、現在は文芸・映画評論など多岐にわたる分野で活躍する川本三郎氏の同名ノンフィクション。理想に燃える若手ジャーナリストと新左翼系のリーダーが何かに導かれるように運命的に出会い、その後、自衛官殺害という事件が起きる……。川本氏の実体験を基に、激動の時代を駆け抜けた若者たちの姿を描く社会派青春ドラマ。映画では、妻夫木が時代に翻ろうされる記者・沢田、松山は革命を目指す学生活動家・梅山を演じる。
予告編では、妻夫木、松山による2人の出会いのシーンから役どころを紹介し、左翼思想を掲げた立て看板にヘルメット姿で蜂起する学生の姿など、当時の光景を本格的に再現。立場の異なる2人がそれぞれの理想を追い求め、互いに葛藤(かっとう)する姿を描いている。
「リンダリンダリンダ」(05)、「天然コケッコー」(08)の山下監督の最新作。主題歌はボブ・ディランの名曲を真心ブラザーズと奥田民夫が本作のためにカバーした「My Back Pages」。
「マイ・バック・ページ」は、5月28日から全国で公開。