三浦友和、“妻”石田ゆり子のベタぼめに赤面
2011年2月2日 20:21

[映画.com ニュース] 究極の夫婦愛を描くロードムービー「死にゆく妻との旅路」の完成披露試写会が、“夫婦感謝の日”である2月2日、都内で行われ、主演の三浦友和と石田ゆり子、塙幸成監督が舞台挨拶に立った。
同作は、1999年12月、末期がんの妻を連れ、9カ月にわたり日本各地を放浪した男・清水久典の実話を映画化。同年、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された久典が事件の裏側をつづった手記が、2000年秋に月刊誌「新潮 45」に掲載され話題となり、その文庫版は15万部を売り上げた。
三浦は、妻役の石田を「素敵な奥さんだった。もともと細いけど、役づくりのためにどんどんやせていって、それでも本当に美しい人ってやつれない。見ていて腹立たしかった」と冗談交じりに久々の再会を喜んだ。石田も、「三浦友和という存在自体が光り輝くスターで、小学生のころから見ていた。そんな素敵な三浦さんを劇中では“おっさん”と呼ばなくてはならなくて、いたたまれなかった」と述懐した。
三浦は、念願の公開に「色々な方々の助けがあってやっと完成した。感無量」と感極まった。一方、未婚の石田が「演じていて、私が弱ったときにも誰かそばにいてくれたらと思った。三浦さんのような方がだんなさんだったら」とベタぼめすると、三浦は顔を真っ赤にして照れていた。
「死にゆく妻との旅路」は2月19日から石川・富山での先行上映後、2月26日から全国で公開。
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