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「冷たい熱帯魚」キャスト陣、園監督のスパルタぶりを暴露

2011年1月29日 14:36

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海外10カ国での公開が決定
海外10カ国での公開が決定

[映画.com ニュース] 実在の猟奇殺人事件にインスパイアされた異色サスペンス「冷たい熱帯魚」の初日舞台挨拶が1月29日、東京・テアトル新宿で行われ、メガホンをとった園子温監督をはじめ、吹越満、でんでん、黒沢あすか神楽坂恵梶原ひかり渡辺哲ら出演陣が顔をそろえた。

小さな熱帯魚店を営む社本(吹越)が、娘の起こした万引き事件をきっかけに同業者の村田(でんでん)と知り合い、いつしか恐ろしい猟奇殺人事件に巻き込まれていく姿を凄惨なタッチで描く。昨年、ベネチア国際映画祭やトロント映画祭で上映され、すでに欧州を含む世界10カ国で公開が決定している。

吹越は、「人間というものは、本能的にバランスを取ろうとする。現場がひどければ、ひどいほど顔がニコニコしてしまって」。妻を演じる神楽坂は青アザだらけだったそうで、娘役の梶原は鼻血を流す壮絶な撮影現場を「笑ったよね」と振り返った。一方、周囲を絶望に追い込む“怪物”村田を熱演したでんでんは、開口一番「よー、みんなハッピーかい?」。そして、「悪役は気持ちよかった。何やっても許されるんじゃないかって錯覚に陥るほど。ありがとうございました」と園監督に感謝した。1月23日には61歳の誕生日を迎え、この日は妻役の黒沢から花束を受け取り、感激しきりだった。

神楽坂は、「地獄だった。『今までどんな生き方してきたんだ』って言われて、泣きました」。梶原も「監督から『こんなんじゃ、現場に連れて行けねえ』って(笑)。私も泣きました」と園監督のスパルタぶりを述懐。当の園監督は「確固たる素晴らしいキャスティング。このキャストでなければ成立しなかったし、(キャストが)決まった時点で90%勝利だった」と最大限の賛辞をおくった。

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