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大森南朋「いぬのえいが」初日に“ネコ派”宣言

2011年1月22日 14:22

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大森南朋は断然ネコ派
大森南朋は断然ネコ派

[映画.com ニュース] 犬と人間の交流を描いたオムニバス映画「犬とあなたの物語 いぬのえいが」が1月22日、全国125スクリーンで封切られ、主演の大森南朋松嶋菜々子北乃きい芦田愛菜が東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶に立った。

同作は、手堅い興行を展開した「いぬのえいが」(2005)の続編。大森と松嶋が夫婦役を演じる「犬の名前」(長崎俊一監督)、北乃演じる主人公がペットを失った悲しみを乗り越える「バニラのかけら」(江藤尚志監督)ほか全6エピソードで構成。この日は、「犬の名前」に出演したラブラドール・レトリーバーの“マム”、「バニラのかけら」に登場するジャック・ラッセル・テリアの“のあ”も登場。大入りならぬ“犬入り”御礼舞台挨拶となった。

大森は「犬がいらっしゃって、松嶋さんもいらっしゃって、楽しい現場でしたよ。たまに(イヌが)言うことをきかないこともありましたが、苦労とは思わなかったですね」。自らは「監督が言うことをハイハイ聞くのが俳優の仕事。あっちに行けと言われれば、あっちに行きますし、イヌっぽいですね」と分析した。それでも、「子どものころ犬が怖かった。悲しい過去があるので、あまり掘り起こさないでください(笑)。ネコにはいい思い出があるんですが」と“ネコ派”宣言。そして、「ネコ派の僕が言うのもなんですが、笑いあり泣きありの作品に仕上がった」とアピールした。

松嶋はプライベートでも犬を飼っており、「人間に比べてはるかに寿命が短い。その分、濃く生きていると思います。この作品をきっかけに犬との関係を見つめ直してもらえれば」とイヌ派を代表してPR。「私は顔で笑っていても、心の中で緊張していることも多くて、犬のように人懐っこいとは言えないですね」と語った。また、北乃は「ペットロスで悩んでいる方にとって、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば」。芦田は「かわいいワンちゃんがいっぱい出てきます。泣いたり笑ったりできる楽しい映画です」と話し、客席を和ませていた。

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