単なる悪口? 米Gグローブ賞の毒舌司会が論争の的に
2011年1月18日 16:17
[映画.com ニュース] ゴールデングローブ賞の司会を務めた英コメディアン、リッキー・ジャーベイスの言動が物議をかもしている。
ジャーベイスといえば、好評だった昨年に引き続きゴールデングローブ賞の司会を務めた。しかし、今年は辛辣すぎるジョークを連発したため、会場を凍りつかせることもしばしばだった。
ロバート・ダウニー・Jr.にはかつての薬物問題に触れ、ブルース・ウィリスは「アシュトン・カッチャーの父」と紹介。スカーレット・ヨハンソンには反ユダヤ的な言動で知られるメル・ギブソンのジョークを浴びせるなど、プレゼンターとして登場したセレブリティに次々と毒舌を浴びせた。さらに、同賞を主催するハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)のフィリップ・バーク会長についても「さっきトイレの世話をして、入れ歯を入れてやった」と高齢をちょう笑するジョークを浴びせる始末。挙げ句の果てには、「神に感謝します。ぼくを無神論者にしてくれたことに」と、すべての信者を敵に回すコメントをして授賞式を締めくくった。
毒舌を売りにしていることで知られているが、華やかな授賞式の司会としては、やりすぎだとの批判が集中。プレゼンターとして登場したトム・ハンクスとティム・アレンに、「かつてリッキー・ジャーベイスといえば、もうすこし太って、心優しいコメディアンだった」(ハンクス)、「今は、そのどちらでもない」(アレン)と諭されるひと幕があった。なお、ジャーベイスもやりすぎたと反省したのか、授賞式後には「おそらく来年(の司会)はないだろう」とコメントしている。
ちなみに、ジャーベイスが放った他のジョークは以下の通り。
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