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森山未來、「その街のこども」公開で「気持ちが整理できた」

2011年1月16日 00:17

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ロケバスから降りたらカメラが回っていました
ロケバスから降りたらカメラが回っていました

[映画.com ニュース] 阪神・淡路大震災から15年目にあたる、昨年1月17日にNHKで放送されたドラマに新たな映像を加えて再編集した「その街のこども 劇場版」が1月15日、全国12スクリーンで公開。実際に震災を経験している主演の森山未來佐藤江梨子、メガホンをとった井上剛監督が初日舞台挨拶に立った。

現在は東京で暮らす勇治(森山)と美夏(佐藤)が、“追悼のつどい”が行われる前日に神戸で偶然知り合い、15年目の朝を迎えるまで時間をともにすることに。復興を遂げた真夜中の神戸を歩きながら、ふたりの心には長年閉じ込めてきた思いがあふれ出す。脚本は「ジョゼと虎と魚たち」の渡辺あや。ドラマは第36回放送文化基金賞を受賞した。

森山は「プレミアム10 絆~被災地に生まれたこころの歌~」(08)、「未来は今」(09)に続き、3年連続で震災特集に出演。「テレビなどで報じられる“震災”とは違った、自分のなかの気持ちをどう表現するか模索していた」といい、出演を通して「気持ちが整理できた部分もある」と感慨に浸った。一方、震災直後に引越しをした佐藤は、「未來さんのファンで共演したかった。それに(森山の)番組を見て、ひと言申したいこともあって」と震災の記憶が、同作出演を後押ししたと語った。

現在放送中の連続テレビ小説「てっぱん」の演出も手がける井上監督は、「自分は神戸の人間ではないので、感覚の違いに葛藤(かっとう)し、苦しんだ部分も。ただ、自分のフィルターだからこそ見えたものもあるはず」と自負。現場は「スタート」と「カット」の掛け声がなく、「ふたりがロケバスから降りたときにはカメラが回っている」こともあったという。森山も、「カメラマンが撮りたいときに、撮っていたんで。気がついたら撮られていましたね」と述懐し、佐藤は「だから、仲が悪いとことがバレちゃった(笑)」と冗談交じりに振り返った。

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