竹野内豊&井上真央、Wバースデーに目を白黒
2011年1月13日 19:46
[映画.com ニュース] 竹野内豊の約3年ぶりとなる主演映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」のジャパンプレミアが1月13日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われ、竹野内をはじめ共演のショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、唐沢寿明、平山秀幸監督、チェリン・グラック監督が舞台挨拶に立った。
日米開戦70年特別企画として元米海兵隊員ドン・ジョーンズが発表した「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」(絶版)を映画化。太平洋戦争の激戦地サイパン島で、わずか47人の兵力で米軍4万5000人を神出鬼没な戦略で翻ろうし、畏敬の念を込めて“フォックス”と呼ばれた実在の人物・大場栄大尉と、米軍側のハーマン・ルイス大尉、双方の視点で描く。
竹野内は、ロケ地・タイで体重を5キロ減量し大場大尉を演じた。「頭では理解していたけれど、毎日軍服を着て重たい装具を身につけているうち、本当に全力で戦ってくださった方々の魂を日本人として忘れてならないと感じた」と完成に感無量の様子だ。一方で、事務所の先輩でもある唐沢は「こんばんは、松野内豊です」とジョークで笑わせるひと幕も。それでも、「台本を読んで驚いたのは、自分の知らないことが実際にあったということ。皆さん、竹ちゃんをよろしくお願いします」と後輩を気遣った。
この日は、1月2日に40歳になった竹野内、9日に24歳になった井上の誕生日を祝福し、サプライズケーキが用意された。目を白黒させる2人だったが、「こんなに大きなケーキ、初めて見た。今年は年女ですし、いい年にしたい」(井上)、「本当にうれしい。とにかく楽しんで、いろんなことにチャレンジしていきたいです」(竹野内)と抱負を語った。
また、大場大尉の次男・大場久充さんと、実際にサイパンで戦った兵士のひとり・新倉幸雄さんが祝福に駆けつけた。大場さんは、「命の大切さ、戦争のむなしさを訴える素晴らしい映画。私の父も感激していると思う」。新倉さんは、「47人のほとんどが亡くなっている。今日は仲間の代表として見させていただきます」と感激に浸った。花束を受け取った竹野内は、「わが身をもって全力で戦い抜いた大場さんたちに心の底から感謝を申し上げたい」とかみ締めながら訴えた。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」は、2月11日から全国で公開。
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