ウィノナ・ライダー、メル・ギブソンの差別発言を暴露
2010年12月17日 15:00

[映画.com ニュース] 女優のウィノナ・ライダーが、米GQ誌のインタビューで、メル・ギブソンに差別発言を浴びせられていたことを暴露した。ギブソンといえば、2006年の飲酒運転での逮捕や、元恋人に対するドメスティック・バイオレンス騒動によって、ユダヤ人や黒人、女性に対して差別的発言をしたことが明らかになっている。
米映画業界では、酒にのまれた人間のジョークにすぎないとする擁護派と、映画界から追放すべきとする強硬派の真っ二つに分かれている。ライダーによれば、ギブソンは90年代の中ごろから差別発言を行っていたという。
あるパーティでライダーと顔を合わせたギブソンは、ユダヤ人のライダーを「Oven Dodgers」(「焼却炉を逃れた連中」の意)と罵倒。さらに、ライダーと一緒にいた同性愛者の友人に対しても、「とてもひどいジョーク」を浴びせたという。「そのとき反ユダヤ主義で、同性愛者嫌いなんだって分かったけれど、当時は誰も信じてくれなかったの!」と当時を振り返っている。
なお、ギブソン主演最新作「ザ・ビーバー(原題)」(ジョディ・フォスター監督)は、数回にわたる公開延期を経て、来年3月にようやく全米公開される予定。
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